中小企業診断士の講座は、どの順で選べばいい?
中小企業診断士の講座は、1次試験と2次試験のどこまでを受講するか、初学者向けか学習経験者向けか、通信か通学か、受講料と給付金、の順に決めると、比較する講座を絞れます。
まず、結論
まず、何を決める?
1次試験と2次試験の、どこまでを受講するかです。 初めて学ぶなら、1次・2次をまとめたストレートのコースか、1次試験だけのコースから選びます。1次試験に合格した人は、2次試験だけのコースから選びます。
次に、何を決める?
初学者向けか、学習経験者向けかです。 1次試験の7科目をひととおり学んだ人は、学習経験者向けのコースも候補になります。2つの違いは、初学者向けと学習経験者向けのコースの違いで確認しましょう。
その次に、何を決める?
通信か、通学かです。 校舎に通って受講できるのは、TACとLECです。ほかの予備校は、通信(Web)で受講します。
予算は、どう考える?
1次・2次をまとめた初学者向けのコースの受講料(税込)は、48,400円から315,000円まであります。 雇用保険に加入している人は、教育訓練給付金で受講料の20%が戻る講座もあります。
最後に、何をする?
候補の講座のページで、答練・模試・添削・質問の方法を比較します。 働きながら受講するなら、講座のどこを見て選ぶかも確認しましょう。
ストレートか、1次試験だけか
ストレートのコースは、1次試験と2次試験を同じ年に受験する前提で、1次試験の学習の途中から2次試験の学習も始めるコースです。 令和8年度は、1次試験が8月1日・2日、2次試験が10月25日で、その間は12週間です。そのため、ストレートのコースは、1次試験の前から2次試験の講義を始めます。例えば、LECの「1次2次プレミアム1年合格コース」は、2026年11月から2次試験の学習を始めます。 1次試験だけのコースは、まず7科目に絞って学ぶコースです。1次試験に合格したら、2次試験の講座を別に申し込みます。 2次試験を受験できるのは、1次試験に合格した年度と、その翌年度です。そのため、1次試験に合格した翌年度に、2次試験の受験を計画することもできます。 試験の日程は、試験はいつ?で確認しましょう。
1次・2次をまとめた初学者向けのコース
受講料はすべて税込です。 TAC 「1・2次ストレート本科生」 310,000円〜315,000円(受講の形で違います。TACの会員番号がない人は、別に入会金10,000円) 大原 「パススル 中小企業診断士(1次・2次)」 74,800円(大原の講座に初めて申し込む人は、別に入学金6,000円) LEC 「1次2次プレミアム1年合格コース」 274,000円 アガルート 「1次試験・2次試験対策入門カリキュラム」 ライト107,800円、フル217,800円 スタディング 「1次2次合格コース ミニマム[2027年度試験対応]」 48,400円(ペーパーレス版) スタディング 「1次2次合格コース スタンダード[2027年度試験対応]」 59,400円(ペーパーレス版) スタディング 「1次2次合格コース パーフェクト[2027年度試験対応]」 74,800円 スタディング 「1次2次合格コース パーフェクトサポート[2027年度試験対応]」 74,800円(ペーパーレス版) 診断士ゼミナール 「1次2次試験プレミアムフルコース」 59,780円 クレアール 「1次2次ストレート合格パーフェクトコース」 250,000円(1次7科目。ペーパーレスプランは170,000円) クレアール 「1次2次ストレート合格セーフティコース」 310,000円(1次7科目。2028年まで受講できます) ユーキャン 「中小企業診断士合格指導講座」 73,000円(一括払い)
1次試験だけのコース
TAC 「1次本科生」 255,000円〜260,000円 大原 「パススル 中小企業診断士(1次)」 60,000円 LEC 「1次ストレート合格コース」 209,000円 アガルート 「1次試験対策入門パック」 60,280円 診断士ゼミナール 「1次試験コース」 51,200円 クレアール 「1次合格パーフェクトコース」 130,000円(7科目。受講する科目を1〜7科目から選べます)
2次試験だけのコース
TAC 「2次本科生A」 267,000円〜270,000円 LEC 「2次上級合格コース」 220,000円 アガルート 「2次試験対策パック」 添削なし54,780円、添削あり195,800円 診断士ゼミナール 「2次試験コース」 27,280円 クレアール 「2次合格パーフェクトコース」 120,000円
通信か、通学か
TACは、教室講座・ビデオブース講座(全国19校舎)と、Web通信講座・オンラインライブ通信講座から選べます。「1・2次ストレート本科生」の教室講座は、Web通信講座より5,000円高くなります。また、通信講座の人も、教室講座の講義・答練・演習を25回まで受けられます。 LECは、池袋・水道橋・千葉・梅田駅前の4校の通学と、通信(Web)から選べます。受講料は、通学と通信で同じです。 大原・アガルート・スタディング・診断士ゼミナール・ユーキャンは、通信で受講します。クレアールもWeb通信で受講し、2次試験の答案を受講生同士で議論する「合格ゼミ」を、東京都内のライブとリモートで開きます。
受講料の差は、どこから出る?
同じ予備校でも、問題集・模試・添削・質問が付くかどうかで、受講料が変わります。 例えば、スタディングの「ミニマム」(48,400円)は、動画講義が中心で、スマート問題集・質問チケット・模試・AI添削が付きません。「パーフェクトサポート」(74,800円)には、1次試験の模試、2次試験の答案のAI添削、回数の制限がない質問が付きます。 TACの「1・2次ストレート本科生」には、1次試験の養成答練7回・完成答練14回と、1次・2次の公開模試が含まれます。そのため、候補の講座は、受講料だけでなく、答練・模試・添削の回数も比較しましょう。
割引を使うなら
受講料は、申し込む時期や受講歴で安くなることがあります。LECの割引は、LECの割引で確認できます。
